Stefano Di Battista / trouble shootin’

2009/08/28

Stefano Di Battista: as & ss
Baptiste Trotignon: Hammond B3
Fabrizio Bosso: tp(2,4,5,8,9,10)
Russell Malone: g(1,5,6,7,11)
Eric Harland: ds
Nicola Stilo: fl(3,6)
Eric Legnini: p(11)
Rel: 2007

昨日のIrio De Paula盤でのBosso繋がりで。今日は暑かったんでハードバップ的なものより軽い感じのものがよさそう。2007年リリースと年数は少し経ってるけど我が家では聴きやすさから今でもトレイ乗せレギュラーチーム入りしている一枚。当時Getしたきっかけは新譜視聴会で暑苦しくないオルガンに興味をもったから。メンバーもなんだか凄いしね。

全般的な指向性は多分、クラブでも流せるようなJAZZミュージック(具体的にはファンキー&ボッサ?)なんだろうな。ここでの僕の聴きどころはBattistaのSaxとBossoのTpのやり放題とHarlandの手数かな。Battistaは濃密かつスピーディでBossoの持ち味のハイスピードなフレーズとどんぴしゃ。Harlandはファンキー的な曲やロックっぽい曲では、元来の暴れっぷり&手数の多さがはまっていてかっこいい。ちょっとボッサな曲ではつまんなそう。(主観ですけど)
ちょい不満はHammondのTrotignon。#2のKenny Burrel、#5のHorace Silver、#7のオリジナル曲などの曲でイタリア人が演るファンキーが展開されるけどオルガンが泥臭く熱く迫ってくるかんじがなく、バックで音の隙間を埋める程度(って言い過ぎかな)で黒っぽさは皆無。やっぱTrotignonはピアノがいいなあって感じてしまう。フルートのStiloとギターのMalloneは、それぞれボッサ系とブルース&ファンキー系で代打の切り札的に使われていてやっぱいい仕事している。

この盤の音としてはちょっと不満。Trotignonがイマイチと感じたり、Harlandが腹にこないことからも、ちょっと腰が高いんじゃない??もうちょいしゃがんでほしかったなあ。曲によって使い分けでもいいから。
とにかく暑苦しくなく高水準のミュージックで聴きやすい作品です。日常リスニングにオススメの一品。

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