今年は震災以降随分の間音楽を聴く気にならなくて、そこから癒されたり、刺激をうけたりした3枚が今年の愛聴盤ベスト3です。他にもいい作品が一杯あったけど、John LennonとかBob Dylanなどの"うた"の強さに改めて感じたりもしました。
(左から)
1.John Scofield / A Moment's Peace [過去記事はこちら]
震災後、なんかジンワリと染みいる作品でした。なかでもあのジョンスコがラブリーなLennonのI Willなんていいじゃないっすか。抑制の効いたBrian Bladeとオルガン&ピアノも活かしてるLarry Goldingsも光ってた。わがiPhoneでも再生回数ダントツ。
2.Brad Mehldau / Live in Marciac [過去記事はこちら]
ピアノソロでは僕の中では最高。音の数や表情、心や脳への刺激を絶え間なく感じさせてくれる。iTunesで2枚組を1枚的に聴くとMehldauの世界に没頭できます。
3.Hiromi / Voice [過去記事はこちら]
あまり熱心に聞いていなかったHiromiさんだけど、これは素晴らしい。やたらと強力なリズムが聴くものを目覚めさせられるようなバイタリティ溢れる作品。ラストのBeethovenのPiano Sonata No/8,も気持ちのいい弾き方。
ほかにもずっと楽しませてくれた作品達。(旧作もありますけど)いずれも曲が立った作品ばかり。
(左から)
4. Bill Frisell / all we are saying... [過去記事はこちら]
John Lennonのオリジナルより洗練とは逆に、やぼったく感じるほどにストレートに産み出したビルフリのレノン集。やっぱ曲がたってますよねぇ。
5.Helge Linen Trio / Natsukashii [過去記事はこちら]
Songs of the Yearならこのアルバムのタイトルトラック。日本人的な故郷への視線を感じる暖かな旋律。
6.Adele / 19 [過去記事はこちら]
3年前にブレイクしたのAdeleのデビュー作ですが、僕はSong for JAPANで初めて聴きました。DylanのMake You Feel My LoveがAdeleを通じて曲とメロのよさが髄まで表出したと思います。
今年はなんといっても曲が大事にされた作品をよく聴いたと思います。
他にもJAMES FARMとかGary Burtonのやつとか、R.E,M,のラストアルバムとか、真摯に作られた作品が多いと感じられた1年でした。
来年は平和で悲しみの少ない年でありますように。
それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
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