やっと聴けた Adele / 19

Rel: 2008 XL Recordings XLCD313

やっと2008年リリースのAdeleのデビュー作を聴いてます。
3月に急遽リリースされた"Song for JAPAN"に収録されていたDylanの90年代の名曲"Make You Feel My Love"にいたく感動して、これは凄いシンガーだなっとにわかに注目することに。このアルバムは'70のSSWなフォーキーでピュアなボーカル・サウンドを中心にしつつも、時にはソウルフルに時にはジャジーに、ややハスキーなボーカルとストリングスを織り交ぜて、なかなかレンジの広さと奥の深さをこのデビューアルバムで打ち出してきているのが驚き。国やでてきた音楽のジャンルは違えど、新しいSSWの姿としてはNorah Johnsと通じるものを感じます。

今年にアルバム"21"やライブ盤"Live at The Royal Albert Hall"がリリースされてますが、まだ未入手。米英日とも馬鹿売れのようですね。あんまゴージャスなサウンドになってほしくないんですが、どうなんでしょ。

こうしてDylanの曲をきちんとカバーすると、Dylanのひしゃげただみ声で埋もれている美メロが浮き上がるんですよね。これもその代表的な事例かと。ほんとこのMake You ･･･は素晴らしいよなあ。


Tracks
1.Daydreamer
2.Best For Last
3.Chasing Pavements
4.Cold Shoulder
5.Crazy For You
6.Melt My Heart To Stone
7.First Love
8.Right As Rain
9.Make You Feel My Love <-B.Dylan>
10.My Same
11.Tired
12.Hometown Glory