エレファントカシマシ / 俺の道
2009/10/19
邦楽は自分から掘り下げていくものは少ないんだけど、エレカシはその中でもずっとフォローしているバンド。ジャンルは全く違うんだけど、昨日のChris Potterの音圧を浴びたからには、今日はなんか音圧の高いロックが聴きたくなったんで、この作品を紹介します。
1997年に"今宵月のように"で大ブレイクし、「明日へ向かって走れ」は名曲だらけでもともとあった宮本さんの天才的な才能が表に出てきて素晴らしかったのに、その3年後はどうも宮本さんのテンションが下がってしまったようで急降下してしまった。(個人的な感じ方ですけど)
この作品はなんか吹っ切りたい!!というヤケクソ感がでていて、会心のロックンロールアルバムになっている。
#1生命賛歌のギターとかみつくような宮本さんのシャウトが生々しく迫ってきてわしづかみにされます。音楽的には伝統的なロックンロールのエッセンスがストレートに出ているけど、宮本のもがき感あふれる歌詞とボーカルが古くさい楽曲にさせていない。というか今でないとでない演奏とシャウトだ!と言いたげ。#5や#9なんかも天才的なメロ(この人はサビの次のメロに美味しいところがある)・歌詞とシャウトが炸裂していてたまらんです。
あんまりセールス的には成功しなかった作品で後にレコード会社をまたしてもクビになってしまう。だけど!!、情けなさも含めて「男」を強く感じられるアルバムなので、暑苦しくてまあいつも聴きたいかっていうものではないけど、やる気になった時なんかには聴くと感情移入してしまうほどはまる時もありますので1男に1枚(?)としときましょう。
Tracks
1.生命賛歌
2.俺の道
3.ハロー人生!!
4.どこへ?
5.季節はずれの男
6.勉強オレ
7.ラスト・ゲーム
8.覚醒(オマエに言った)
9.ろくでなし
10.オレの中の宇宙
11.ロック屋(五月雨東京)
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