Matt Penman / Catch of The Day

2010/03/23

Matt Penman (b)
Seamus Blake (ts,ss)
Aaron Parks (p)
Eric Harland (ds)
Rel: 2007 FSNT303


最近頻繁にプレーヤーでかかっているにもかかわらず記事にしていなかったので、Upしてみました。面白いメンバーの作品では引っ張りダコのベーシスト、Matt Penmanの"今日の収穫"。この作品が出た当初なかなか店頭でお目にかかれず、ネット通販でも納期がやたらかかって、手元にくるのにやたら難儀した記憶があります。また、当時の我が家のCDPとこのレーベル"Fresh Sound"との相性が最悪で音飛び連発でまっとうにスピーカーを通して聴くようになったのは最近のこと。
購入動機としては、まあ・・このメンツですから。全員買いですね。内容としては、全曲Matt Penmanのオリジナル曲なんだけど全編ダークな雰囲気で統一感があって、コミカルな(?)ジャケとは正反対で、コンテンポラリーな魅力に満ちてます。
Matt Penmanがリーダーとはいえ、ベースが必要以上に露出するわけではなく曲全体と楽器のバランスを重視していて、そこはMatt Penmanの他の参加作品と同じ印象で好感が持てます。Seamus Blakeはこんな作品だったら右に出る者はいないと思われるほど、ダークな曲調に自然体でフレーズを作っていて聴く前の期待感に応えてくれているし、そんな曲調だからこそ外向的なドラミングが持ち味のEric Harlandはまさに適役。特にラストのNECTAROUS MASTERはいいっすねぇ。この作品で特に惹かれたのはAaron Parks。こんなコンテンポラリーな作風の中でクールな旋律が際立っていてビツクリです。特に#4と#5で作られるソロはほんと才能としかいいようなないかっこよさ。これからも要注目でしょう。
しかしここ2年ほどで買ったCDに"Matt Penman"印のある作品って多いと改めて実感しましたね。
サイド参加では、Sam Yahel"Hometown"がオススメ。


Tracks
1.ASTROLABE
2.CHANNELS
3.HOT YOGA
4.NEW AGE
5.FROSTED
6.HAVEN
7.WAYLO
8.NECTAROUS MASTER


0 件のコメント :

コメントを投稿

 

Site Serch

Archives

Popular Posts