最近1960年代のジャズを聞きたい衝動にかられていて、でもマイルスやエバンス、コルトレーン、ロリンズなどといった"ジャイアンツ"とはまた違うものと出会いたいと思っているところです。こんな曖昧なニーズの場合、能動的にアーティストや作品をチョイスするのではなく、流れているものから発見した方が話は早いと思って、「ジャズが流れるカフェ」に行ってきました。
"ジャズ喫茶"というと、薄暗く座り心地の悪い椅子と煙草の煙というイメージがありますが、今回お邪魔した新井薬師のrompercicciさんは、開放的で居心地がよくお客さんの層もどちらかというとスタバよりな感じという「ジャズが流れるカフェ」という佇まい。
ここで流れるジャズはLPからなので、LPを持っていない僕からしたら、新たな発見ばかりですね。最近の作品もCDからではなくLPでの再生で。お店の奥に鎮座しているJBLスピーカーから放射されるサウンドも聞きやすくて新鮮なのです。
今日の収穫は、The Jazz Couriers feat. Ronnie Scott and Tubby Hayesの「The First and Last Words」。音がよかったこともあって、とても1950年代のものとは思えないフレッシュなサウンドでした。演奏はスタイリッシュでメロディアスでハードバップの暑苦しさは感じず、BGMとしてもよさそうな作品でした。
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