Drew Gress (b)
Nasheet Waits (ds)
Recorded at The Village Vangurd, NYC on May 16th-18th, 2002
Rel:2002 Palmetto Records PM2088
Fred Herschはソロの"Alone at The Vangurd" (傑作です・・)"Let Yourself to Go" やデュオ”Free Flying" with Julian Lage、"Only Many" with Ralph Alessi など、小編成の作品が多くてトリオでは意外と少ないようです。この作品はTwitterのフォロワーの方から教えて頂いたVanguardでのライブで、直近の"Alive・・"とはメンツが違っていて2000年台でのレギュラートリオと思われるDrew Gress、Nasheet Waitsとの3人となってます。
楽曲はHerschオリジナルが6曲、Herschお気に入りのMonkの#1、お馴染みのスタンダード#7,10(ライブではアンコールとして演奏)、Shorterの#9。ほんと絶妙なバランスで構成されていて、Bill Evansに通じる耽美なバラードプレイ#2、4、7、10や、やっぱBrad Mehldauの兄貴なのかぁと思わせるタッチの#1、3、9、Herschの作品に1曲は入ってくるブルージーな演奏の#5といった感じで、癒し成分と刺激成分が素晴らしい塩梅にブレンドしていると思います。
それと、Herschのイメージとは異質かなって思えたNasheet WaitsがHerschの旋律の変化に瞬時に強く反応していて、トリオとしての一体感を強固なものにしていて貢献度大です。
凄く気に入ったのはちょっとかわいらしいメロディでスウィングする'Stuttering'(#6)。春にこんな演奏を聞くといいかもしれませんね。
Fred Hersch Trioの動画ってほんと少ないので、ここではソロライブバージョンの美しい'Endless Stars'(#4)をご紹介しておきます。
Tracks
1.Bemsha Swing
2.At The Close of The Day
3.Phantom of Bopera
4.Endless Stars
5.Swamp Thang
6.Stuttering
7.Some Other Time
8.Days Gone By
9.Miyako/Black Nile
10.I'll be Seeing You
0 件のコメント :
コメントを投稿