小曽根真 / My Witch's Blue

Makoto Ozone(p)
Christian McBride (b)
Jeff "Tain" Watts (ds)
Recorded at Avatar Studio,NY 19 May -21 May ,2012
Rel: 2012 Emarcy 0600406215673


今年リリースされたDavid Kikoski Trioと同じMcBride・Wattsとの組み合わせであることと、このリズム隊二人がこちらでも純粋なピアノトリオで聞かせてくれるということで購入しました。
Kikoski盤のほうは都会的でモーダルな味付けがメインでしたが、こちらはタイトルにもあるとおりもっとトラディショナルでブルースがベースとなっていて、黒っぽい。小曽根さんはもっとクラシカルなものに舵をきっていると思っていたので、自分の趣味的には嬉しい誤算でしたが。聞く人によっては、せっかくMcBride・Wattsと組んでいるので、二人のあばれっぷりも聞きたいみたいな希望もでるかもしれないけど、Kikoskiといい小曽根さんといい、自分の領域に引き込んでがっぷり四つに組めるので強力リズム隊のスキルに依存する必要はないんでしょうね。


そんななかでは、悲しげなメロディと3人とも情感たっぷりな演奏が素晴らしいバラードの#4、爽やかに音が拡散するようなボサっぽい#8、小曽根さんの本領？がでてるソロ#9がおすすめ。


～McBride & Watts～
David Kikoski / Consequences



Tracks
1.Bouncing In My New Shoes
2.My Witch's Blue
3.Gotta Get It !!
4.Long For The Past
5.So Good !!
6.Take The Tain Train
7.Time We Spent Together
8.Nova Alvorada
9.Solo Improvisation "Continuum"
An encore Track
10.Satin Doll