Pat Metheny (g,g-Synth,Orchestrionics)
Chris Potter (ts,b-cl,ss)
Ben Williams (b)
Antonio Sanchez (ds)
Rel: 2012 Nonesuch7559-79615-0 / Recorded at Avater Studios,NY February 2012
Pat Methenyは熱心におっかけてなくて久しぶり。個々近年のソロ作はパスしているんでトリオ作"Day Trip"以来ですね。ドラムスのSanchezは変わらないんですが、何というても本格的なクリポタ入りで買われる方も日本はともかくとして世界中では山ほどいるんではないでしょうか。僕もそうだし。。
"Day Trip"は結構辛気くさい感じがして愛聴盤にはならず3軍に落ちしてるんですが、この作品は元気があります。メロティ自体はMetheny節なんですが、音が外を向いている感じがして身体で受け止められる音楽でいいです。Methenyとしても念願(と聞いてますが・・)のクリポタとの共演で張り切っているんでしょうかね。
全体的にはアメリカ中西部の夕暮れ的なMetheny節なんですが、そのMethenyの領域にこれぞクリポタ的なフレーズが、時にはゆったり時には瞬間的に浸食してくるのが、凄いです。それと哀愁をそそるメロディが中心でありながら、まったりな方向にはさせないリズム隊の二人もさすが。Sanchezのノリというか躍動感は当然としても、一番感心したのは彼にはめずらしくアコースティックベース一本で対峙しているBen Williams。野太いリズム(全部凄いけどラストはさらに凄い!)でプッシュしながらも僕のような素人にも素晴らしいと分かるソロがインパクト抜群でした。
あ、Pat Methenyのことをあんまり書いていないみたいですが、彼の場合演奏以上に曲とかその世界が大事だと思うアーティストなので・・。
Tracks
1.New Year
2.Roofdogs
3.Come and See
4.This Belongs to You
5.Leaving Town
6.Interval Waltz
7.Signals (Orchestrion Sketch)
8.Then and Now
9.Breakdealer
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