David Kikoski (p)
Christian McBride (b)
Jeff 'tain' Watts (ds)
Rel: 2012 Criss 1346 / Recorded at System Two Recording Studios,NY February 2012
David Kikoskiは数あるジャズピアニストの中でも僕のど真ん中にグッとはいってくる一人。
最近ご無沙汰だった直球ピアノトリオがリリースされてました。ピアノトリオの一員としては久しぶりの感があるChristian McBrideと、Kikoskiとは息の合っているWattsとの組み合わせなんで、クオリティは保証されたもの。以前聞いた作品の"Mostly Standards"とはコンセプトが違うのか、ピアノソロのラスト#9を除きKikoski、Wattsのオリジナルで構成されてます。
Kikoskiオリジナルの曲は彼らしくらしくモーダルな展開・メロなんですが、相変わらずいい曲作りますね。なかでも都会的な情景が浮かんでくるバラード#4は素晴らしい出来。勿論バラードだけではなく、大半を占める動的な曲ではKikoskiのメカニカルなフレーズがホットなMcBride・Wattsとあうんですね。特にMcBrideの存在感が半端ないです。弦が近くで弾かれるよう。Wattsはもっと炸裂してくる作品は山ほどあるんで、そういった意味で言うと控えめ?な感じですが、ハードバップな自曲の#5では思う存分叩きまくっているんで食い足らなさはないですね。
久しぶりにゴリッと来るピアノトリオを聞いた気がしました。
Tracks
1.Blutain
2.Russian Roulette
3.Drama.
4.Placidity
5.MR.JJ
6.(Still)A Glimmer of Hope
7.Consequences PartⅠ
8.Consequences PartⅡ
9.Never Let Me Go
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