Bruce Springsteen / Wrecking Ball

2012/03/07

Bruce Springstenen
Produced By Ron Aniello With Bruce Springsteen
Executive Producer Jon Landau
Rel: 2012 Columbia Records

3年ぶりのBruce Springsteenの作品が昨日届けられました。

今作のメンツは元レイジのトムモレロ(G on #4,8)や元パールジャムのマットチェンバレン(Drums on #3,5,8)などのオルタナ勢から、Soozie Tyrell(Violin)やMichelle Mooreまで多士多彩。E Steetbandからは奥さん、Max Weinberg(#7,11)と、Clarence Cremonsの最後のスタジオ録音(#7,10)で参加。Little Stevenは参加せず。いつもBossとは兄弟みたいな雰囲気だったのでちょっと気になりつつ聴いています。

3年ぶりとはいえ不在感はなかったんですけど少なくとも聴くまでは。それに去年兄貴分だったClarence Cremonsが亡くなられてBossはどうするんだとか、新作はNon E Streetbandになるとどこかに書いていたんで余計気になっていたんだけど、これ聴いてしまったらやはりロックにはBossが必要なんだと激しく実感してしまいました。

2000年以降のアルバムでは一番”怒り”をぶち込んだ、かなり気合いの入った作品です。サウンド的には"We Shall Overcome: The Seeger Sessions"のアイリッシュトラッドのエッセンスが色濃くメロディに転化され、それをビックなビートで叩き込み、自分を含めて喝を入れる!、って感じ。歌詞は、集団も個人も責任転嫁がまかり通る世の中に、そんなんじゃいかんぜよ!努力と勇気が必要だ!と熱く迫ってくる。

凄いよこの62歳の男の気合いって。


Tracks
1. We Take Care Of Our Own
2. Easy Money
3. Shackled And Drawn
4. Jack Of All Trades
5. Death To My Hometown
6. This Depression
7. Wrecking Ball
8. You've Got It
9. Rocky Ground
10.Land of Hope and Dreams
11.We Are Alive



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