僕の中でのアメリカン・ロックの重要人物の一人、John Mellencamp(当時Couger付き)の87年作。
もともとルーツ指向の人だけど、今の滋味渋まっしぐら路線って、これが原点なんじゃないかな。特徴的なのは、アコーディオン、フィドル、ドブロ、バンジョーなどの楽器が前面になっている演奏で、ここまで思い切ってこれらの楽器を使っている"ロック"の作品はあまりお目にかからないです。
ただルーツに向かうんじゃなくて、ロック的なエッジはばっちりきいているし、大好きなドラマーKenny Aronoffの超超タイトで鋼のようなビートが、緩いカントリーミュージック的なものときっちりと線引きしているのが、Mellencampらしいです。歌詞は事実に直面して、もがいているような人物のストーリーが深いっす。。ここはUh-Huh以降首尾一貫してますね。American Dreamだけじゃないんだと。。
オススメはこの楽器でもRock'n Rollしている#1と、メレンキャンプ節ともいえる#6ですな。
というわけで、シングルでもヒットしたPaper in Fire(#1)をどうぞ。。
Paper in Fire
Personnel
John Cougar Mellencamp (vo,g)
Kenny Aronoff (ds,perc)
Toby Myers (b)
Larry Crane (g)
John Cascella (Acc,Keyb.,etc)
Lisa Germano (Fiddle)
Pat Peterson (vo)
Crystal Taliefero (vo)
Mike Wanchic (g)
Tracks
1.Paper in Fire
2.Down And Out in Paradise
3.Check It Out
4.The Real Life
5.Cherry Bomb
6.We are The People
7.Empty Hands
8.Hard Times for An Honest Man
9.Hotdogs And Hamburgers
10.Rooty Toot Toot
Rel: 1987 Mercury 832 465
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