Enrico Pieranunzi (p)
Hein Van De Geyn (b)
Joe LaBarbera (ds)
Recorded live in Capbreton, August 18, 2007, France
ベルギー人ギタリストのPhilip CatherineとU.S.のドラマーJoe LaBarberaは作品としてはお初だけど、Enrico PieranunziとHein Van De Geynは傑作ライブ作品"Live in Paris"(2006、過去記事はこちら)ではぶっ飛んだインタープレイを聴かせてくれた二人でGetとした理由です。
ProducerでもあるHein Van De Geynの作品の#5以外は、スタンダード。楽しみにしていたEnrico Pieranunzi・Hein Van De Geynの演奏は前述"Live in Paris"のようなアグレッシブさは控えめ、違う世界に導くようなうねりもあまり表には出さないが、#5あたりのソロではかなり熱いアドリブを聴かせてくれる。まあスウィートな選曲も選曲だから、全般的には腹八分目ってところ。
ギターのPhilip Catherineは時折激しくロックっぽいフレーズもあったりうっとりさせるようなフレーズを創り出したりで、素晴らしいギタリストだと思う。Joe LaBarberaは刺激的なドラミングというより堅実に刻むタイプで、暴れそうな連中と組むとバランスが整うようです。(このメンツとあっている、ということですね、)
ぶっ飛ばないが何度も繰り返し繰り返し聴きたくなるような、ほどよい刺激のある心地のいいLive作品でなんともマイルドな逸品でしょうね。
Tracks
1.Announcement
2.My Funny Valentine
3.My Foolish Heart
4.Broken Wing
5.Beatrice
6.Change
7.You've Changed
9.Speak Low
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