Jane Monheit(vo)
Kenny Barron(p)
Christian McBride(b)
Gregory Hutchinson (ds)
Tom Harrell (tp)
Michael Brecker(ts) #6,8,12
Richard Bona (g,b)
Rel: 2001
体力が落ちてきているのかここんとこ疲れやすくなってます。それに寒暖の差もあまりに激しく、身体の筋肉と皮膚がついてきてないようで怠さ満点ときてます。よって、刺激がなくて癒されるものを自然と求めてしまってます。(そんなへこんだ感じの自分が嫌なんですけどね) というわけで現在只今聴いている、Jane Monheitの2001年作をご紹介します。(2月には朝の通勤でのBGMでご紹介してましたが・・)
Jane Monheitってヴォーカル的にはJazzというよりPopsに近いと思うんですが、取り上げる楽曲と共演者はJazz畑で固められていて、とても上品なJazzヴォーカル(もしくはエレガントなPops)に収れんしてきていると思います。
それぞれ強面な演奏はできる面々だけどソフトな色で統一しながら、しっかり骨太な音で、Jane Monheitのエレガントに透き通るようなヴォーカルをがっしりと支えてます。変にスキャットとかに逃れてないのもエレガントさに拍車をかけてます。上質なピアノを弾かせたら右に出るものがいないKenny Barron、中音域の柔らかさを極めているTom Harrellはほんとドンピシャにはまってますな。
このエレガントで癒しの雰囲気の流れの中では、ゴリゴリが持ち味のChris McBrideとGreg Hutchinsonコンビは活かされているとは言い難いんですが、ラストのBonus Trackでちょこっとスウィングできているのが救いかな。
そんな中で#6"I'll Be Seeing You"でミステリアスな雰囲気を引き出しているMichael Breckerのソロは異色。現代のTenor奏者への影響ってこの短いフレーズを聴いただけでも大きいんだなあと実感。
疲れている時、心の棘を落ち着かさせるにはもってこいな雰囲気・楽曲・演奏で、そんなときのためにあるアルバムがあってもいいなと感じている次第です。
Tracks
1.Over The Rainbow
2.Hit The Road To Dreamland
3.Spring Can Really Hang You Up The Most
4.Waters Of March
5.I'm Through With Love
6.I'll Be Seeing You
7.Something To Live For
8.So Many Stars
9.If
10.Blame It On My Youth
11.A Case Of You
12.Nobody Else But Me (bonus track)
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