Tom Petty & The Heartbrekers / Live Anthology 第四夜(最終回)

2009/12/09


The Heartbreakers....
Tom petty (vo&g) 以下TP
Mike Campbell (g) MC
Benmont Tench (p) BT
Ron Blair (b) RB
Howie Epstein (b) HE
Stan Lynch (ds) SL
Steve Ferrone (ds) SF
Scott Thurston (Various) ST

今日でTP Live Anthologyシリーズ最終回。ここまで聴いてきて再確認したのは、このバンドって単に腕達者なだけでなくて、ナイーブなほどの演奏の押し引きというか緩急というかタメの自在性を図抜けて装備していると感じた。

そんなバンドを活かすも殺すもTPのつくるメロディとボーカルなんだろうけど、Liveの映像でみるとよく指揮者っぽいリアクションをとっていて、押し引きを意識しているのかもね。個人的には"Echo"からの曲がないのが多いに不満だけど、30年ずっと素晴らしい作品とLiveを提供しつづけていることは十分にわかる作品だった。

それはさておき最後の4枚目。Hertbreakersのリズム隊構成がちょっとだけ違うのでDisk4収録曲毎にこんな感じになってます(曲名のあとのxx&yyはBass&Drums)

1.Runnin' down a Dream RB&SF
2.Oh Well RB&SF         
3.Southern Accents RB&SF         
4.Crawling back to You RB&SF       
5.My Life/Your World HE&SL      
6.I wan't back down W/O b&ds          
7.Square One RB&SF           
8.Have Love Will Travel RB&SF     
9.Free Fallin' RB&SF           
10.The Waiting RB&SL
11.Good,Good Lovin' RB&SL
12.Century City RB&SL
13.Alright for Now HE&SF

このDisk4はTP作品の中でも美メロなものが多い。#3なんかジーンときちゃうし、#4はマッチョさとは対局のTPのスタンスが感じられる。(情けなさ満点な歌詞もそうね)彼のソロ作品であり大ヒット曲は#9も「フリィ~」っていうところが会場と一体化してて感動的。Live演奏で再評価したいのがブギーっぽいR&Rの#12。SLのドライブ感抜群のDrumsが最高!! いずれにせよ、どれをとっても素晴らしい・・。



おまけ:
収録曲それぞれのオリジナルアルバムと、カバー曲が誰のか簡単にまとめてます。

オリジナルアルバム
Damn the Torpedoes ('79): #12
Hard Promises('81): #10
Southern Accents ('85): #3
Let Me Up('87): #5
Free Fallin'('89): #1,6,9,13
Wild Flowers ('94): #4
Last D.J. ('02): #8
Highway Companion ('06): #7

カバーソング
#2: Fleetwood Mac
#11: James Brown

#2ではTPの優れたリズム感が体感できるマラカスが聴ける。まじうまいっすよ。TPをこんなに集中して聴いたのは久しぶり。Live盤を聴いてしまうとやっぱり生で体感したい思いが大きくなりますな。



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