Graham Dechter(g)
Tamir Hendelman(p)
John Clayton(b)
Jeff Hamilton(ds)
Rel: 2009
今晩はいそうでなかなかいないスウィンギー一本のギターの作品を。当盤はCD屋さん店内で活き活きと流れていたので興味をもち、メンバーをみると安心のブランドJeff Hamilton&John Claytonが支えているので「間違いない!」と心の中でささやき購入した次第。(naryさんのblogの今週の記事では年間ベスト10に入れられてましたね。)
演奏曲もオリジナルの#6以外はほとんど聴いたことのあるスタンダード。Dechterのギターはなんというか弦をはじく感じが粘りがありながらもキレもある(意味不明??)弾き方で温かくも張りのある音色。Bossaな#2や黒っぽいブルースの#4、直球スウィンギー#7など伝統に根ざした正統派Jazzをたっぷり聴かせてくれる。
この手の音楽ではHamiltonとClaytonの右に出るものはいないんじゃないかと思うほど、シンプルな4ビート演奏の中にシンバルやブルースフィーリング溢れるベースソロなど、そこはかと披露していて流石と感じ入ってしまう・・。音楽性としては僕がリアルタイムで聴いている中ではRussell Maloneあたりの流れなんだろうけど、もっと軽妙な弾き手だと思う。なんやかんやといってもこういう音楽がとても寛ぎの時間を演出してくれるんだろうなあ。お酒もぐっと進むこと請け合いなので、この時期飲み過ぎにはご用心。
Tracks
1 Low Down
2 Wave
3 Nearness of You
4 I Ain't Got Nothin' But the Blues
5 Broadway
6 Right on Time [DB Tune]
7 Squatty Roo
8 With Every Breath I Take
9 Lined with a Groove
10 In a Mellow Tone
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