The Wallflowers / Bringing Down the Horse

2009/11/15

セカンドにして名作!!
今晩はご存じBob Dylanのご子息Jacob Dylanが率いるThe Wallflowersのセカンドを。参加メンバーはThe Wallflowersの面々に加え、MIchal Penn・Gary Louris(from The Jayhowks;懐かしい~)・Mike Campbell(from Tom Petty & The Heartbreakers)・Sam Phillipsなど。アメロクコテコテですな。


全編通してエッジが効いて (ここが味噌) B3が効果的に芳醇さをブレンドさせたフォークロックが鳴りまくる。そしてElvis CostelloとTom Pettyを足して割ったような、これぞアメリカンロックのボーカルといえるJacob Dylanの味わい深いボーカルがぐっと迫ってくる。(でも一番似ている声はDel AmitriっちゅうバンドのVoですね。。)

感心するのは、フォークロックだからと言っていなたいロックをまったり奏でるのではなく、#1や#5、#9(これはまさにTom Petty!?)などで聴けるように若き日のTom Pettyのようにガッツ溢れるエッジの効いた曲と、#4や#6、#8などB3が滋味感を滲ませながら情景豊かに歌い込む曲などどれも曲作り・演奏・ボーカルと3拍子揃っていることだ。これが血統のなせる技といえばそれまでだけど、Jacob自身地道な活動で培ったものを昇華させて作品となっていて創造性の奥が深いと思う。

お薦めは、これは名曲といいたい#6"Invisible City"、ピアノの使い方がロックンロールな#10"Angel on My Bike"。ともにJacobのソングライティングの才能が開花してます!!

結構中古レコード屋さんでもちらほら見かけるのでアメロク好きには是非お薦めですね。


Tracks
1.One Headlight
2.6th Avenue Heartache
3.Bleeders
4.Three Marlenas
5.Difference
6.Invisible City
7.Laughing Out Loud
8.Josephine
9.God Don't Make Lonely Girls
10.Angel on My Bike
11.I Wish I Felt Nothing

Rel: 1996
Produceed by T-Bone Burnett


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