Mudcratch

2009/10/29

Tom Pettyがデビューして30年を経て、彼のバンド:The Heartbreakersの原形(?)となったMudcratchのデビューアルバム。リリースの噂を聞いた当時、デビューアルバムといってるくらいなので、当時の音源を集めたものかと思ったら、なんとレコーディングしたばっかというじゃないっすか!! ということで即入手した次第。

メンバーはHB'sのMike Campbell(g)、Benmont Tench(p)と元EaglesのBernie Leadonの弟Tom Leadon(彼とPettyが双頭だったわけね)・Randall Marsh(ds)。このバンドではPettyはBassを弾いている。

全般的にTom Pettyのアルバムとすんごい差はないんだけど演奏はもっとラフで、トラディショナルソングが入っているせいもあってカントリー臭とスワンプっぽさがブレンドされているかな。

オススメはTom Petty作曲の#5と、The Byrdsのカバーでもある#11。
#5はミディアムテンポの長尺な曲。空間を感じさせる演奏と、時間の流れを感じさせるメロディがばっちりきまっていてTom Pettyのソングライティングの才能が光ってる。この曲ではTom Pettyのベースがいい塩梅にうねり、Benmontのオルガンもさすが!!
#11はThe Byrdsの"Untitled"の1曲目のかっこいいスワンプロック。ここではMike CambelとTom Leadonが弾きまくってるし、Benmontの例のピアノがこの曲のイメージを増幅させている。1点だけ不満はこの曲のDrumはもっと手数が欲しかったな。原曲も聴いてみよっと。

今月"Live Anthology"なる過去のLiveボックスセットがリリースされる。こりゃあ楽しみじゃい!


Tracks
1. Shady Grove
2. Scare Easy
3. Orphan of the Storm
4. Six Days on the Road
5. Crystal River
6. Oh Maria
7. This Is a Good Street
8. Wrong Thing to Do
9. Queen of the Go-Go Girls
10. June Apple
11. Lover of the Bayou
12. Topanga Cowgirl
13. Bootleg Flyer
14. House of Stone
Rel: 2008




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