Brad Mehldau (p)
Christian McBride (b)
Brian Blade (ds)
Rel.1994
ちょっと古いんだけど、近頃プレーヤーに乗ることが多いのでご紹介。リリース当時はメンバーみんな凄腕の若手だったと思うけど、すでに豪華メンバーという評価はあったと思う。(リアルタイムで聴いていないのでわからないけど・・。)
全11曲全て本人のオリジナル。曲調はモードっぽい雰囲気があり、かつリズムが多彩だけど、全般を支配しているのはハードバップ的で勢いもちゃんとある。
Brian Bladeが今ほどの凄みを感じないんだけど、その分(?)McBrideがぶっといソロを連発してかっこいい。Brad Mehldauはアドリブでは今を彷彿する難解な展開を構築しているところがらしくていいなあ。ベストトラックは#6 Mischiefと#10 Obsessionで、全員が小難しいJoshuaの曲と格闘しつつも現在のスタイルとなっている部分を表現しているのが素晴らしい。
あと、この盤はテナーの音が自然にとれていて、聴いていても気持ちいい。もう少しベースとドラムの音量がupしてればいうことないんだけどなあ。
今ではそれぞれの楽器で独自のスタイルをつくって名前だけでも買われる人たち。今にして思うと、みんなちょっとハードバップ的な音楽からは離れてしまい(それはそれで魅力的な盤もある)、たまにはこういった直球勝負の彼らも聴いてみたいと思ってしまう1枚でした。
今ではそれぞれの楽器で独自のスタイルをつくって名前だけでも買われる人たち。今にして思うと、みんなちょっとハードバップ的な音楽からは離れてしまい(それはそれで魅力的な盤もある)、たまにはこういった直球勝負の彼らも聴いてみたいと思ってしまう1枚でした。
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