Ralph Alessi (tp)
Fred Hersch (p)
Recorded at Dolan Recording Studios/NYU Steinhardt School, NY, June 17, 2011 & May 17, 2012
Rel: 2013 CamJazz CAMJ7864-2
Fred Herschは今年になって聞いたんですが、Julian LageとのデュオやVillage Vanguardでのソロライブなど美しい旋律でありながらリラックスできる作品はお気に入り盤になってます。そんな流れもあって、今年リリースされていたRalph Alessiとのデュオにも同様な期待をして購入してみました。
聞く前はJulian Lageとのデュオよりリラクゼーション少なめ・クリエイティブ度合いが強めなところを想像したり期待したりしていたんですが、それぞれの要素が極端にでて完全に即興にシフトしてます。楽曲はモンク作の#3やモチアン作の#12以外は2人の共作もしくはAlessiのオリジナル。リラクゼーションを求めると全くの期待はずれで、2人による一音一音の交換を目をつむって鑑賞するってスタイルがあう作品ですね。ダークで瞑想的なフレーズを漂うように吹くAlessiに対して美しいフレーズを散りばめながら向き合うHersch。Miles DavisとBill Evansがデュオをやってたらこんな作品になったかも・・。
修行が足らない僕には難解な1枚でしたが、#12の美しさにはやられました。
ちなみにレーベルのサイトで#3,11,13がフル視聴できるのでどうぞ。
http: //www.camjazz.com/8052405140968-only-many-cd.html
Tracks
1. Ride
2. Hands
3. San Francisco Holiday(Monk)
4. Peering
5. Humdrum
6. The Cadence They Create
7. Calder
8. Only Many
9. Campbell
10. 1st Dog
11. Floating Head Syndrome
12. Blue Midnight(Motian)
13. Someone Digging in the Ground
14. Snap
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