Fred Hersch (p)
Julian Lage (g)
Recorded Live at Jazz at Kitano ,NY ,Feb,2013
Rel: 2013 palmetto-records PM2168
Fred Herschと要注目Julian Lageのピアノ&ギターのDuo作品。今年2月The Kitanoというホテルでのライブ録音で。繊細な旋律が溢れ出てくる二人の組み合わせは過剰な期待をせずにはいられず出荷日延期の連絡が来たりしてやきもきしましたが、予定の10日後に手元に届きました。
選曲はFred Herschオリジナルが7曲、T.MonkとS.Riversの作品が2曲という構成で、作曲能力も高いJulian Lageの楽曲は残念ながらお預け。二人の演奏はDuo作品にありがちなミニマルな音数をサイレンスと組み合わせて'聞かせる'というものではなくて、泉のように溢れ出て弾きだされる二人の旋律と音の交差を感じさせるというもの。役割分担をはっきりさせてフレーズを持ち合うと言うより「せーの」で瞬間瞬間に音楽を創っているってのが凄いです。
二人のこれまでの作品の演奏からくる楽曲のイメージとしてはもっとクラシカルな響きや旋律(#1や#4あたりのような)を到着前には想像してたけど、親しみやすいフレーズが主体の楽曲が多かったところ意外でした。このあたりは好みが分かれるところですが、環境やシチュエーションがあってこの選曲と演奏になったんでしょうし、これがライブ録音の良さであるんかなって感じました。
僕のお気に入りはいきなりザクザクくる#1やイマジネーションが拡がっていくようなスピード溢れる#4で、レギュラープレイリストにいれることにしました。
Tracks
1.Song Without Words #4 Duet
2.Down Home
3.Heartland
4.Free Flying
5.Beatrice
6.Song Without Words #3 Tango
7.Stealthiness
8.Gravity's Pull
9.Monk's Dream
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