Claudio Filippini (p,celesta)
Palle Danielsson (p)
Olavi Louhivuori (ds)
Recorded at Bauser Stuios ,on 9,10,11 Jan 2012
Rel: 2013 Camjazz CAMJ 7854-2
この作品はblogのお知り合いの方々のご紹介から、この春の季節にあいそうな感覚があったのでゲットしてみました。Claudio Filippini自体は聞くのは初めてなのかな。Enrico Pieranunziからフリーなところやコワモテさとったというべきピアニストってかんじです。作品全般的な印象は、クラシックなタッチながら暖かみを感じさせつつポップな旋律に溢れているのと、Palle Danielssonの強靱なベースが素晴らしくてオーディオ的にもいい塩梅。ちょっと気に入ったところではcelestaが結構多用されてるんですが、これがsweetな味付けをしてくれているようです。
楽曲では#1,6はスタンダードですが、#7はThe Beach Boys、#8はAdeleの作品、それ以外はオリジナルという編成。playボタンを押した時に流れてきた#1でやられてしまったんですが、Keith JarrettとCharlie HadenのDuo作品"Jasmine"にある'For All We Know'でやられた感覚を思い出しました。ミニマルな音数で伝えきる才能は大したものですね。とまぁ、しょっぱなからやられてしまうんですが、最高なのはオリジナルの#4。アルコのソロと不思議な国的なリフ(?)を序章に、ゆったりと土着的でどこかスペイシーなメロディ。あまりJazzっぽくないかもしれないけど、僕のお気に入りの1曲になると思います。
Tracks
1.Nothing to Lose
2.Scorpion Tail
3.Facing North
4.Landscape
5.Sonatina
6.Embraceable You
7.God Only Knows
8.Chasing Pavements
9.Soaking and Floating
10.Modern Times
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