Chris Potter (ss,ts,bcl)
Craig Taborn (p)
David Virelles (prepared p,celeste,harmonium)
Larry Grenadier (b)
Eric Harland (ds)
Recorded at Avatar Studios ,NY ,September 2011
Rel: 2013 ECM Records GmbH ECM 2258
手元に届いて1ヶ月以上たってしまいましたが、待望のChris Potter。
事前情報では古代ギリシャの詩人ホメーロスの叙事詩「オデュッセイア」(不勉強でほとんど知らず・・)にインスパイアされたとのことで、ECM的な文学的なものになってしまうのか、、若干の不安はありましたが・・。まあCraig Taborn、Eric Harlandがいるんだから、静かに収まるはずがないと思ってもいました。
楽曲はTaborn、Virelles作のラストを除き、クリポタのオリジナル。
出だしとかタイトルトラックとかは叙情的な風情ですが、耳に入ってきたとたん直ぐに「これだよ!」とわかる締まったメタリックなクリポタの音。今回のバンドも流石の仕事で、Tabornのアコースティックピアノもシリアスというかクールな響きが新鮮だし、Eric Harlandもダイナミズムは抑え気味ですが小刻みにキレのあるスパイスを送り続けてます。Larry Grenadierは録音のせいかちょっと小さくて残念ですが、この空気にはピッタリはまっているようです。
僕的には中でも動的な#2が気に入りました。全体的にはゆるやかなグルーヴではありますが、やっぱクリポタの響きが脳に浸食してきて悦に浸ってます。
Tracks
1.Wine Dark Sea
2.Wayfinder
3.Dawn (With Her Rosy Fingers)
4.The Sirens
5.Penelope
6.Kalypso
7.Nausikaa
8.Stranger at The Gate
9.The Shades
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