Enrico Pieranunzi (p)
Marc Johnson (p)
Paul Motian (ds)
Recorded at The Village Vanguard ,NY ,on 7,8 July 2010
Rel: 2013 Camjazz CAM 5047
Enrico PieranunziといえばAntonio SanchezとScott Collyというメンバーで昨年リリースした「Permutation」が素晴らしい作品だっただけに、この作品を入手しても過大な期待はしないでプレーヤーに乗せてみた記憶があります。多分Enrico PieranunziからするとPaul Motianと吹き込んだ最後の作品だと思うので、追悼盤的な位置づけかも知れないと勝手に解釈しています。
今となってはやぼったいといっては失礼かも知れないけど、I Mean You(#1)でのPaul Motianの叩きっぷりはEnricoさんもあわせにくそうに聞こえてしまうのは気のせいか・・。全体的にも#2~#5、7などのバラードやワルツ的な楽曲と、Pieranunziが自由度をあげているやや動的な#6,8では、しっくりくる感とのギャップが大きいです。 ビューティフルサイドのエンリコさんを堪能できる静的な#2~#5のほうは一体感を感じられて心地よいですね。
音質的にはレンジは狭く、ピアノやベースは丸っこく聞こえ、シンバルだけが大雑把にボリュームが大きくてイマイチ。エンジニアのJames Farberが意識的に昔っぽく採ったのかも知れません。
Tracks
1. I Mean You
2. Tales from The Unexpected
3. Pensive Fragments
4. My Funny Valentine
5. Fellini's Waltz
6. Subconscious Lee
7. Unless They Love You
8. La Dolce Vita
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