Dave Holland (b)
Antonio Hart (as)
Robin Eubanks (tb)
Alex Sipiagin (tp)
Mulgrew Miller (p)
Eric Harland (ds)
Rel: 2008
きっかけは超名盤といってしまおう"The Monterey Quartet"のDave Holland&Eric Harlandが組んでいることと大好きなピアニストMulgrew Miller。Antonio HartとEubanksは初対面でしょう。多分。
1曲目のEubanks曲を除いて全曲Hollandのオリジナル。ライナーを読むと#7はSam Rivers、ラスト#9はEd Blackwellに捧げているようです。
全編にわたってラッパ3管がアドリブだしまくりっていうより、予め決められた枠組みの中で各々がソロを担当しているようです。6人でやるビックバンドのサウンドのような・・。その部分だけとってみるとやたらこぢんまりした印象になってしまうけど、そこはHarlandの手数が多いながらも爆発力のあるドラミング(1曲目のパーカッションも楽しい)とHollandとMillerが作り出すモーダルな雰囲気でサウンドのスケールが断然でかくなっている。"The Montery"でもそうだったんだけど、Hollandはリーダーにもかかわらずソロを弾きまくるわけでもなく、出るところはでて退くところは退くという侘び寂びがありますね。Millerはもうちょっと弾きまくる部分があっても良かった気もするけど、トータルコーディネートされたバンドだと思うのでしかたないか・・。
僕の中のベストはAntonio Hartが色気のあるソロを聴かせてくれる#5。グッときますねぇ。とはいえ、どの曲もいい出来で全員の演奏も浮かばれるというもの。これは朝出勤時に聴くと脳に心地よい刺激を与えてくれる作品になりそう。
Tracks
1. The Sum of All Parts
2. Fast Track
3. Lazy Snake
4. Double Vision
5. Equality
6. Modern Times
7. Rivers Run
8. Processional
9. Pass It On
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