Irio De Paula & Gianni Basso / O Amor Em Paz - ボサノヴァの心地よさを...

2014/04/02

ジャケット
Irio De Paula (g)
Gianni Basso (ts)
Recorded at Cavo Studio, Bergamo on January 7, 2006
Rel:2007 Philology W 341.2


桜も満開で春爛漫なときに聞きたくなるボサノヴァ。
少し前の作品ではありますが、ブラジルの職人ギタリストIrio De Paulaと2009年に惜しくもこの世を去ったイタリアのサックスレジェンドGianni BassoのAntonio Carlos Jobim集が最近のヘビロテになってます。

トラックリストの通り、Meditacao(#1)、O Grande Amor(#3)、O Amor Em Paz(#4)、Triste(#7)、「イパネマの娘」Garota De Ipanema(#9)、Corcovado(#10)など、ボサノヴァの代表曲ばかり。ボサノヴァの血が流れているとしか思えないIrio De Paulaのアコースティックギターとペースを落としてスススッと渋く味わいのあるテナーのGianni Basso。穏やかな晴れた日の昼間にリビングで流すと、そこはオシャレなカフェに様変わり。陽だまりで寝転がっているかのような心地よさがたまりません。Irio De PaulaはFabrizio Bossoとのでデュオ"Once I Loved"(2003)でもJobim集をやっていてこちらも心地よさ度で同レベルなのでおすすめです。

2人の共演している動画はなかなかみつからないのでこの作品をイメージできる動画を紹介しておきます。

Irio De Paula Solo "Garota De Ipanema"



Gianni Basso Quarltet "There's No You"



いろいろ検索してみると古くはイタリアのピアニストRenato Sellani、最近ではトランペッターのFabrizio Bossoなどお互いに共通の共演者がいて繋がっていたんですね。ジャズの歴史を新しい作品から辿るのも面白いです。


Tracks
1.Meditacao
2.Desafinado
3.O Grande Amor
4.O Amor Em Paz
5.Insensatez
6.Samba De Uma Nota
7.Triste
8.Chega De Saudade
9.Garota De Ipanema
10.Corcovado
11.So Danco Samba

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