The New Gary Burton Quartet / Guided Tour

Gary Burton (vib)
Julian Lage (g)
Scott Colley (b)
Antonio Sanchez (ds)
Recorded at MSR Studios, NY
Rel: 2013 Mark Avenue MAC1074


Gary Burtonの"New"Quartetの2作品目です。到着して2ヶ月も経って鮮度は落ちてますが自分的にはまだ新作です。前作「Common Ground」もいまだにわが家の1軍ボックスにはいっているお気に入りで、2枚目での前進には大いに期待してました。

楽曲はGary Burtonの#3,7、Julian Lage#2,6,8、Antonio Sanchez#1,10、Scott Colley#9にFred Hersch#4、Michel Legrand#5と、リーダーに偏っているというよりJulian Lageが最多で、ここでもバンドでのLageのポジションがでかいことを物語ってますね。楽曲自体は聞きやすいという意味ではとてもポップな作りで、ビート的にもジャズの範疇にはあまりこだわっている様子はなく、このバンドの熟成をそのまんま演奏にしてる感じです。特にJulian Lageの楽曲はブルースを基調にしつつ前作にも感じられたスパニッシュな香りもちりばめられたソロを披露していて、素晴らしい出来。おっかけてみようかな。お気に入りはこの#6。

優れた作品にはかなりの割合でAntonio&Scottの鉄壁のリズム隊がいて、演奏するメンバーは言わずもがなだろうけど、作品を購入する側も安心の・・印になってますね。


Tracks
1.Caminos
2.The Lookout
3.Jane Fonda Called Again
4.Jackalope
5.Once Upon A Summertime
6.Sunday's Uncle
7.Remembering Tano
8.Helena
9.Legacy
10.Monk Fish