Sara Leib / Secret Love

2012/04/14

Sara Leib (vo)
Taylor Eigsti(p)(key) #1,2,4-6,10
Aaron Parks (p)(key) #3,7-9,11,12
Harish Raghavan (b)
Eric Harland (ds)
Dayna Stephens (ts)
Richie Barshay (per)(tabla)
Rel: 2012 OA2 Records 22088
Recorded by Meredith McCandless at Flux Studios,New York City,January,2011


先だってのGretchen Parlatoは作品のテイストが都会的でクールな感じでしたが、もうちょいわかりやすさというか元気の良さもほしいなぁと思って探していると、えらい濃いメンツのこちらの作品に出くわしました。
2003年に自主制作でリリースしていたようですが、かなりの間隔が空いての2作目。今作はProducerにMatt Piersonを担いで勝負にうってきた感があります。

曲はおなじみのスタンダードに加え、AdeleもカバーしたDylanの#7やBen Harperの#6といったフォーク・ロック寄りの畑からの曲もあります。ちょうど同じお名前のSara Gazarekと土俵というかネタ的に近いシンガーですかね。JazzとPopsの間で若干Jazzよりというか。

で、Sara Leibのボーカルはほんの僅かにハスキーさも感じさせながら芯のある伸びやかさが特徴。僕がいいなあと思ったのは、TPOを選ばない中庸を極めた曲のラインナップで、シンガーが勝負してるなぁと感じたところです。曲によっては腰のある歌い方も出来るし、僕自身はスキャットは余り好きじゃないんだけど、このシンガーのSax的というか楽器的なスキャットは買いです。

良作のボーカルには結構でてくるTaylor EigstiのPopな感覚と、Aaron Parksのクールさの使い分けとか、コンテンポラリードラマーの王者といってもいいEric Harlandの起用とか、適材適所Producerの腕が垣間見えてて力はいってます。ベストは#6。リズムの乗り方とさらっとコブシの効かせかたところは今後の武器になるんじゃないでしょうか。


Tracks
1.It Might as Well be Spring
2.Night And Day
3.Every Time We Say Goodbye
4.So This is Love
5.The Thrill is Gone
6.With My Own Two Hands
7.To Make You Feel My Love
8.Some Day My Prince will Come
9.The Way You Behold
10.Willow Weep for Me
11.Secret Love
12.All I Have To Do is Dream



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