Ralph Bowen (ts & ss)
Ryan Kisor (tp)
Orrin Evans (p)
Reuben Rogers (b)
Gregory Hutchinson (ds)
Rel: 2003 Criss Cross 1243
Recorded at October 28.2003,Brooklyn,N.Y.
謹賀新年後、今年初めての記事になります。
JazzにしてもRockにしても相も変わらず朝晩聴いているんだけど、何せ今年2011年まだCD1枚も買ってなく、なんか記事にするモチベーションもあがってきませんでした。そんな中、まあ長い付き合いの盤なんですけど、なんとはなしにipodでかけたところ、はまった作品がこれ。
数年前に新譜でGetしたと思うんだけど、いいメンツですよね。Reuben RogersにGreg Hutchinsonという屈強なリズム隊にOrrin Evans、Ryan Kisor(そろそろ勝負盤だしてくれ!!)がBowenに挑むという構図。このメンツに期待するものはなんちゅうても剛球ハードバップですが、ちゃんと応えてくれていながら、全編の構成としてはただただ熱いばかりでなく、Out of The BlueのLive at Fujiにも収録されているミディアムテンポな#4、クールなBossa(?)のオリジナル#4、懐かしさを感じさせるワルツっぽい#7、Bowenの息子さんに書き下ろしたというミステリアスな#8(ここではBowenはソプラノを吹いている)など、散りばめられていて、どこからでも点が取れる強力なセットリストです。
この作品ではBowenとユニゾンをとることが多いRyan Kisorも近年にはない気合いとフレーズをもって存在感を大きくしてて嬉しいですね。そろそろ何か代表作的なものを出してくれないかしら。ピアノのOrrin Evansはこの作品の曲毎の多様性が彼のキャラクタとドンピシャで、このBowenとかJimmy Greeneあたりとも相性はよさそう。Reuben RogersとGreg Hutchinsonはここでは文句なし。最高な仕事をしています。モーダルな#1、2でもガツンときてますが、BowenとKisorの高速フレーズに呼応して暴発した#5、#9がベストですね。
Tracks
1. Boy For Sale
2. Who Will Buy
3. Elevation
4. For You
5. Thru Traffic
6. For D.E.
7. In The Good Old Summertime
8. Gordon
9. Keep The Change
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