Joris Roelofs / Introducing

2010/07/27

Joris Roelofs (as & cl)
Ari Hoenig (ds)
Aaron Goldberg (p)
Matt Penman (b)
Rec: Sep 7-9,2007 ,Brooklyn N.Y.
Rel: 2008 Material Records


フランス出身のアルト&クラ奏者Joris Roelofs(ヨリス ルーロス)の2008年初リーダー作品です。中古で見つけたわけですが、Roelofsをサポートしているメンバーを見て即決買い。今年新作"Home"をリリースしたAaron GoldbergとMatt Penman、それにAri Hoeningが参加しているなんて、美味しすぎる!!

曲は彼のオリジナル3曲に、Goldbergのオリジナル#6(上記"Home"にも収録)、他はスタンダード6曲。初っぱなの"I Fall in Love Too Easily"で感じられたのは、Roelofsは変に気取らずにアルトの美味しい部分を丁寧に出すことに専念しているなあということで、好印象。
全般的には、このメンツだしBrooklyn発っていうことで、モーダルな味付けと色んなリズムを駆使してはいるが、それはとても自然に聞こえる。そこにはRoelofsのメロディアスな演奏が大きく作用していると思うし、抜群の攻撃性を備えるHoenig & Goldberg & Penmanとのいい塩梅に調和したっということでしょうね。
録音も素晴らしく、それぞれの楽器の聴きたいところがちゃんと採れているし、特にAri Hoenigのドラムソロがたっぷり堪能できるバランスとなってます。#2、#6、#7なんかオススメです。
Roelofsのサイトをみると、6月にJesse Van Rullerのバンドで来日してたんですね。その他、この作品後もGoldbergやPenmanなどとも続いているようだし、今後の作品的にも期待できるアルト奏者ではないでしょうか。


Tracks
1. I Fall in Love Too Easily
2. Dooie Hoek
3. Sweet & Lovely
4. 3/4 Space
5. Background Music
6. The Rules
7. Four Winds
8. Francisca
9. Beter!
10.Skylark


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