Patricia Barber / Nightclub

2009/11/26

Patricia Barber (vo&p)
Michael Arnopol (b) on #5,9,10
Adam Cruz (ds) on #4,5,6,9,10,11
Charlie Hunter (g) on #4,6,11
Marc Johnson (b) on #1,2,3,7,8
Adam Nussbaum (ds) on #1,2,3,7,8
Rel: 2000


またしてもヴォーカルです。ヴォーカルシンガーは無知に近いので、曲とメンバーだけで買うかどうか見極めてます。この盤はMichael Arnopolは初顔合わせだけどMarc Johnsonをはじめ他は錚々たるメンバーだし、曲もスタンダード中心でちゃんとJazzを歌われていそうなのでお買い得でしょうということで購入を決めたもの。

しょっぱなからMarc Johnsonのズドーンとくるベースがたまらないです。Patricia Barberのヴォーカルは僅かにハスキーだけど艶があって大人の雰囲気でじっくりと歌い込むタイプみたいで素晴らしいです。(タイトル通り、夜聴くといい雰囲気ですよ) 演奏は全体的にしっとりとした曲がほとんどなので、メンバーから想像してしまう多彩なリズムやガツンとくるようなものはないけど、Charlie HunterのギターソロとAdam Cruzのシンプルなリズムが夜の雰囲気というか空間を見事に表現していたり、#7のMarc Johnsonのベースソロ(オーディオ的にも気持ちいいっす)では美味しい音を作り出していて、ポイントポイントで流石と感じさせてくれてます。

Patriciaのピアノはヴォーカルのしっとり感とはちょっとちがって、もうちょい軽妙な感じでいい塩梅です。Drumsは曲調が曲調だけにシンバル中心でドシンバシンガツンとはこないけど、シンバルでもPatriciaのピアノを煽っているような気がするところもあって面白い。

この盤はほんとに大当たり!ちゃんとJazzと正面を向き合った作品で、Patricia Barberはお気に入りのヴォーカリストになりそう。


Tracks
1.Bye Bye Blackbird
2.Invitation
3.Yesterdays
4.Just For A Thrill
5.You Don't Know Me
6.Alfie
7.Autumn Leaves
8.Summer Samba
9.All Or Nothing At All
10.So In Love
11.A Man & A Woman
12.I Fall In Love Too Easily


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