James Carter: sax
John Medeski: Hammond B3
Christian McBride: Bass
Adam Rogers: Guitar
Joey Baron: Drums
今年5/8,9にパフォーマンスされたNYでのBlueNoteでのライブ。まだ半年しか経っていないわけでこうした新鮮な音を聞けるのは嬉しい・・。初耳はJohn Medeski(MMWというトリオのジャムバンドをやっているお方)。
Getしたとき何に惹かれたかって言うと、ちょっとダークめなサウンドを作るAdam RogersがいかにもファンキーなCarter/McBride/Medeskiと演るとどうなんだ?という大きな興味をひいたから。それとリズム楽器になり得るB3があるにもかかわらずBassが入ることでどんな低音をきけるのか?ということと、Enrico PieranunziのレギュラートリオのBaronが凄くこのメンツの中では違和感あったし。
Liveでもあって、特に小難しいことはやっていないし、分かりやすくかっこよくブルージーなファンキーミュージックが聴ける。ここでのB3とBassの関係は、双方バリバリに弾きまくる1,5曲目は度外視だけど、B3でやや高め、BassのMcBrideは例のぶっとくドスの効いた重低音でバランスが意外ととれている。はじめてのMedeskiだけど、凄く盛り上がるバッキングをして曲にツヤと曲によってはコクを加えている。James Carterは相変わらず見かけによらず(コンテンポラリー風に装っている割に)どっぷりと泥臭く、伝統的というかちょっと古い感じの吹き方で親近感がわきます
さて、聴きどころについて。
Adam Rogersは、うーん・・マイペースですねえ。一人だけダークな感じ?ラストだけは、ブルージーなフレーズを吐露しているけど若干脱色はされて生鮮食料品のよう。いい意味で。(あ~ちょうどブルースを弾くClaptonのニュアンスに近いかな?)Joey Baronはさすがで、エンリコさんとは全く違う音楽だけど作るビートはバシッと低音と高音が絶妙なバランスで腹にきながらもシャキっとしていて、感動もの。
酒も進んでしまうこと請け合いですが、聴いていて楽しい音楽を提供してくれる1枚です。
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