The New Gary Burton Quartet / Common Ground

2011/12/25

Gary Burton (vib)
Julian Lage (g)
Scott Colley (b)
Antonio Sanchez (ds)
Rel: 2011 Mack Avenue Records MAC 1061


半年くらい前のGary Burton Quartetのニューアルバム。
僕的にはGary Burtonはストライクゾーンから外れているんだけど、ヴィブラフォンとギターって珍しくて新鮮だし、それにお馴染みの鉄壁リズム隊の二人に加えなんとJulian Lageが。これは聴きたいっというわけで。。Gary BurtonはなんというかJazzを聴きたい時に聴く人じゃないって思っていただけど、このアルバムは作品はよりJazzにきてくれている。4人のCommon Groundを音楽に落とすとこの作品になったわけか。
全体的な雰囲気は都会的・お洒落な感覚に包まれていて寛ぎを与えてくれるものだけど、それぞれの楽曲がLage/Sanchez/Colleyの3人の各々のオリジナルだからか、ずっしりとした手応え。オリジナルでは辛気くさかった#Santchezの#7もここではBluesなニュアンスが盛り込まれていて作品全体の雰囲気にちゃんとフィットしているし。
Julian Lageはリーダーを奪うかのような活躍を見せているけど、初めて彼を聴いたEric Harlandの"Voyager"でのロック臭溢れる歪んだ音のイメージと違い、アコギで素晴らしいテクニックとスパニッシュなエッセンスを交えて聴かせてくれる。#6,8のメロディアスなソロなんかうっとりですわ。

さわやかな感触とがっつりと手応えが残る希有な作品なので繰り返し聴きに耐えられるから、来年も愛聴盤でいてくれそう。


Tracks
1.Late Night Sunrise <V.Neselovskyi>
2.Never The Same Way <S.Colley>
3.Common Ground <A.Sanchez>
4.Was It So Long Ago?
5.Etude <J.Lage>
6.Last Snow <V.Neselovskyi>
7.Did You Get It? <A.Sanchez>
8.My Funny Valentine
9.Banksy <J.Lage>
10.In Your Quiet Place <K.Jarrett>

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