Tom Harrell (tp,flh)
Jaleel Shaw (as)
Wayne Escoffery (ts)
Esperanza Spalding (b,voice)
Ugonna Okegwo (b)
Johnathan Blake (ds)
Recorded as The Bunker Studio, Brooklyn, NY, Apr 2 & 3, 2013
Rel: 2013 Highnote HCD7254
毎年届けてくれるTom Harrellの新作です。
前作"Number Five"はバンド自体は変えずに各楽曲で編成を足したり引いたりでトータルとしてはスッキリシンプルな作品イメージだったけれど、今回はピアノのDanny Grissettは不参加の代わりにアルトにJaleel Shawとベース&ヴォイスにEsperanza Spalding(!)がフィーチュアされ、三管&ダブルベースという分厚い布陣。これがドンピシャにはまって、濃厚&ハイテンション(当のTom Harrellはマイペースなのもいい)なパフォーマンスが詰まって元気漲る作品に仕上がってます。
Tangoというにはかなりダークな#1や、Esperanza Spaldingのボーカルがのった温かいHarrellの代表曲の1つ#2(Sail Away)、ポップで陽気な#3,4、いかにもHarrellな柔らかな音色が堪能できる#5や9、ノリノリになってくる#6から8、ピアノレスなバンドだと実感するフリー目な#9、ダブルベースが唸るラストと、楽曲も色彩豊かで、楽しい!
ごった煮になりがちな三管&ダブルベースもTom Harrelのかなりうまい采配で、この豪華なメンツの見せ場をきっちり聞かせてくれて、ラッパ好きもベース好きもドラム好きも、そしてハレル好きもみんな楽しめると思います。
あ、、あと録音もすごーくいい感じに採れててボリュームアップして聞くと快感度合いがアップしますね。
どんな演奏かイメージつきづらい文章になってしまったので、さきにこの作品をご紹介されてたSuzuckさんの記事でご紹介されていたVillage Vanguardのライブ音源のリンクこちらでも貼らせて頂きます。(動画は見つからず・・)
http://www.npr.org/event/music/174986548/tom-harrells-colors-of-a-dream-live-at-the-village-vanguard?ft=1&f=1039
Tracks
1.Tango
2.Velejar (Sail Away)
3.Phantasy in Latin
4.State
5.Seventy
6.Blues 2013
7.Nite Life
8.Even If
9.Walkway
10.Family
11.Goin'Out
��追記> ※トラックバック不調のため
Jazz&Drummerのnaryさんの記事はこちら
http: //narymusic2010.blog90.fc2.com/blog-entry-2866.html
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