Terell Stafford (tp)
Dick Oatts (as)
Gerald Clayton (p)
Ben Williams (b)
Rodney Green (ds)
Recorded on Mar 5,2009 at Bennett Studio,NJ
Rel: 2009 Planet Arts 330974
Jazzを聴く時なんかトランペット入りの作品が多い気がするけど、やっぱ好きだから仕方ない。この作品はDick Oattsは初耳だけど、Clayton Brothers名義で共演していたお目当てのTerell StaffordとGerald Claytonの二人とあちこちの作品で耳にする機会が多くなった売れっ子のBen Williams、そしてご無沙汰のRodney Greenとなかなかのメンツ。この顔ぶれから想像できる音(現代的なハードバップ)がここで聴けるはず、、と思ってゲットしといたもの。
作品はというとほんとイメージのまんまでハードバップがベースではあるけれど、バラードやボサノバの曲がアクセントになっていて作品全体がいいバランスに仕上がっている。作品全体緩急のバランスと曲の出来もいい感じ。
曲のよさのせいもあるんだろうけど、フロントの二人からだされるフレーズがイケてるし、Gerald CraytonがCrayton Brothersとはまた違う感じの曲にあわせて時にモーダルに立ち回っていることが感心するなあ。個人的にはご無沙汰のRodny Greenもこんな音楽性にはピッタリで、特に4曲目の後半のドラムソロはこの作品での聴きどころでしょう。よくまとまっているバンドだと思う。
このCDはもうちょいドラムが重くてもいいかなって気もするけど。作品が全般的に明るいカラーで占められているので、丁度いい塩梅なのかな。ただ、アルトとトランペットの音が良く採れていて音だけ聴いていても気持ちいいし、全体的な曲のクオリティと演奏がよくマッチしていて、気軽に聴けつつも聴きどころは随所にある好盤でしょう。
Tracks
1,Bridging The Gap
2.Time to Let Go
3.Meant for You
4.Three for Five
5.Salvador's Space
6.I Love You
7.JCO Farewell
8.Ben's Beginning
9.The 6/20/09 Express
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